水資源機構_事業のあらまし
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9 日本では、水資源の約9割を河川水に頼っています。河川水の元となる雨水は、直接あるいは木々を伝い、山や森の地面に到達します。この水の大部分は山や森の土の中から、少しずつ川へ流れ、やがて大きな川へと成長していきます。雨の降り方は一定ではないため、少雨が続き、河川の流量の少ない状態が続くと渇水となり、逆に台風、梅雨などによって豪雨になると洪水が起こるため、水の流れをせき止めて水を蓄え、調節する役割を果たすダムや堰があります。 水を安定的に供給するためのダム、水路、堰などは、施設が所在する地域の方々をはじめ、多くの方々のご理解とご協力により設置されています。水は川、湖沼、地下水などから取り入れ、水田や畑などに利用される農業用水に、あるいは浄水場で浄水され水道用水や工業用水になります。毎日欠かせない水を安定的に届けるため、地震等の大規模災害、施設の老朽化、地球温暖化に伴う気候変動といったリスクへの対応も欠かせません。水資源機構では施設の耐震化、ストックマネジメントの取組、危機管理能力の向上などを進めています。

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