水がささえる豊かな社会 ~事業のあらまし~ 独立行政法人 水資源機構
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13 利水者に安全で良質な水を安定的にお届けできるよう、ダムや水路などの新設及び改築を計画的に実施します。 また、都道府県等が保有するダムにおける高度な技術等を要するダム再開発事業等について、都道府県知事等からの要請に基づき、水資源機構が代わりに実施することができる権限代行制度が、平成29年5月に創設されています。水資源機構が実施することが適当であると認められる場合には、水資源機構が有する知識・経験や技術等を活用し、事業の適切な実施を図ります。小石原川ダム建設事業川上ダム建設事業両掛水車方式(管理用発電)ダクタイル鉄管(ALW形)の採用豊川用水二期事業(バイパス水路の設置) 近年の気候変動の影響を踏まえ、既存施設の効用を適正に発揮させるため、治水・利水容量の振替などの高機能化のための施設改良など既設ダムの有効活用に向けた取組を推進していきます。ダム再生の取組ダム、水路などの新築、改築 利水者の負担軽減を図るため、新技術の活用や、計画・設計・施工の最適化、適切な資産管理などのコスト縮減に取り組んでいます。コスト縮減の推進両掛水車方式 老朽劣化が著しく進行しているPC管の更新にあたって、薄肉化により新たに規格化されたALW形ダクタイル鉄管をいち早く採用して、コスト縮減を図りました。PC管更新における管材料の見直し早明浦ダム再生事業水理模型実験(早明浦ダム) 川上ダムの管理用発電において、両掛水車方式を採用し水車2台に対して発電機を共有することにより、コスト縮減を図りました。

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