水がささえる豊かな社会 ~事業のあらまし~ 独立行政法人 水資源機構
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2「水のプロ集団」として国民の期待に応えてまいります 独立行政法人水資源機構は、その前身である水資源開発公団時代を含む半世紀以上の長きにわたり、我が国の全人口の半分以上の方々の生活に関わる7水系で水資源の開発、管理を行い、首都圏、中部圏、近畿圏などの大都市圏に水を安定的に供給することを通じ、我が国の国民生活の向上と産業経済の発展に寄与してまいりました。 平成15年10月、独立行政法人水資源機構となり、一人一人の役職員が水のプロ集団としての自負をもって、「安全で良質な水を安定して安くお届けする」という経営理念の下、社会的使命を果たすべく取り組んでまいりました。今後もコスト管理、自然環境保全、水質保全、危機管理体制の整備に努め、水源地域と水消費地域との架け橋となって、お客様である利水者の皆様、ひいては国民の皆様のニーズに絶えず耳を傾けながら事業を実施してまいります。 今日、水資源機構を取り巻く課題は、異常渇水・異常洪水の発生、地震等による大規模災害の発生、施設老朽化の進行、海外インフラ展開など、多様化・複雑化していますが、水のプロ集団のこれまで培ってきた高い技術力と、ICT(情報通信技術)など先端技術を活用したスマートメンテナンス(賢い維持管理)とを融合させ、的確に対応してまいります。引き続き、ご支援・ご協力をお願いいたします。独立行政法人水資源機構金 尾 健 司かなおけんじ

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