令和六年度 環境報告書
43/54

■建設副産物のリサイクル■グリーン購入の実建設副産物のリサイクルについて、国土交通省が策定した﹁建設リサイクル推進計画2020~﹁質﹂を重視するリサイクルへ~﹂における再資源化率等の目標値を踏まえ、水資源機構における目標値を定めてその推進に取り組みました。工事の設計段階から建設副産物の発生抑制、有効利用、再資源化等の検討を行うとともに再資源化率、再資源化・縮減率、排出率、建設発生土有効利用率の目標を定め、工事受注者に対しては、その目標を示した上で、現場分別の徹底、再生資源︹利用・利用促進︺計画書(実施書)の作成に関する指導を行い、建設副産物7項目全てにおいて目標値を達成しました。グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際に、環境負荷の低減に資する物品・役務(環境物品等)を選択して購入することです。水資源機構では、﹁国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律﹂(以下﹁グリーン購入法﹂という。)に基づき、﹁環境物品等の調達の推進を図るための方針﹂を毎年度作成して、環境物品等の調達を推進しています。令和5年度においても、対象287品目(物品・役務217品目、公共工事70品目)について、100%調達することを目標として方針を作成し、環境物品等の調達に取り組みました。100%99%以上/再資源化・縮減率(%)実績値/目標値※198%98%98%有効利用率(%)実績値/目標値※199%以上/排出率(%)実績値/目標値※10.8%【令和5年度における建設副産物のリサイクル実績】 再資源化率(%)実績値/目標値※1建設副産物 目標項目(再資源化率)アスファルト・コンクリート塊コンクリート塊建設副産物 目標項目(再資源化・縮減率)建設発生木材建設汚泥建設廃棄物全体建設副産物 目標項目(有効利用率)建設発生土建設副産物 目標項目(排出率)建設混合廃棄物※1 再資源化率等実績値の算出方法(実績値は小数点以下を四捨五入)   <再資源化率>リサイクル量/現場外排出量   <再資源化・縮減率>リサイクル量他(リサイクル量+単純焼却量+減量化量)/現場外排出量      <排出率>建設混合廃棄物の排出量/全建設廃棄物排出量     <有効利用率>新材以外の盛土埋戻量/盛土埋戻量※2 リサイクル量には、工事間利用、再資源化、サーマルリサイクル(熱回収)が含まれます。現場外排出量99%以上99%以上現場外排出量97%以上95%以上98%以上80%以上建設廃棄物全体の排出量(t)3.0%以下(t)2,69617,481(t)6,10544,73273,273発生量(m3)10,296,695建設混合廃棄物の排出量(t)73,273リサイクル量※2(t)2,69617,480リサイクル量他(t)5,97644,01371,685有効利用量(m3)10,279,607562  /////  績41

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る