2019年11月5日

10月27日「お魚里帰り大作戦2019」を開催しました!


 令和元年10月27日(日)10時~12時、草津市にある新浜ビオトープで「お魚里帰り大作戦2019」を実施しました。 新浜ビオトープは、琵琶湖に昔から生息しているフナ・コイなどの在来魚が産卵・成育できる場所として造られました。 “お魚里帰り大作戦”とは、ビオトープで生まれたフナ・コイ類の子どもなどを捕まえて 琵琶湖に放流する活動を通じて琵琶湖の生き物をはじめとした環境とその大切さを学ぶことを目的としたイベントで、 平成24年から実施しており、今回で6回目となります。

 作戦には、一般の方々20名(大人9名、子ども11名)に加え、講師(琵琶湖博物館/滋賀県自然環境保全課 中井先生、 琵琶湖博物館うおの会 中尾先生)・関係者・職員スタッフ17名の合計37名が参加しました。 当日は天気にも恵まれ、野外活動には絶好の日和でした。 胴長姿でタモ網を持って、子どもも大人も泥だらけになって楽しみながらお魚を捕まえました。 コイやフナなどの成魚は胴長で入れるほど浅いビオトープの中でも素早く泳ぎ回り、 ようやくタモ網で捕まえた後も勢いよく暴れて網を飛び出そうとするなど、魚の生命力にみな驚かされていました。


○「お魚里帰り大作戦2019」の状況写真 1

集合写真 お魚捕獲中

すごいぞ、大物だ! 協力して捕まえよう!


 最後に、講師の方々から捕まえた魚の見分け方や生態の説明、在来のコイやフナが生まれ育つことができる琵琶湖とつながった水田のような環境の大切さ、 外来種の駆除の必要性について解説していただき、参加者全員で興味深く話を聞きました。

 成果については、在来魚であるコイ、フナ類等が確認されました。 また、外来魚は、ブルーギルの他、カムルチーが捕まりました。コイやフナ類は300匹以上の魚がいました。 今年は昨年や一昨年に比べると捕まえることのできた魚は少なかったです。 お魚里帰り大作戦の数日前にまとまった雨が降ったせいでビオトープに多く水が残っており、 水が抜けるまでは魚に逃げられやすかったためでした。
 魚の他には、きれいに透き通った体が特徴的なスジエビや、目に見えないほど小さい幼体(こども)の頃は 他の淡水魚に寄生するという変わった生態の二枚貝であるドブガイなどの在来生物が見られました。

 お魚里帰り大作戦に参加した子どもたちからは、「魚のみわけ方やとくちょうがわかった」「魚をとるのがむずかしかった」 「小さな池に大きなコイやフナがいてびっくりした」といった感想を頂きました。 保護者の方からも、「本当に貴重な体験になりました」「子どもが楽しそうな姿が良かった」 「琵琶湖の現状が体感できてよいイベントだった」等の感想を頂きました。

○「お魚里帰り大作戦2019」の状況写真 2
琵琶湖に里帰りする在来魚の子どもたち 講師の解説

在来魚の里帰り(放流) 在来魚の里帰り(放流)