2月も半ばに差し掛かり、年度末まで残り半月となった今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか?
高時川の状況ですが、毎年同様、豊かな水量で流れており、寒さ厳しい中でも川面を眺めているとゆったりとした気分になります。
ここのところ、厳しい寒さが戻り、事務所のある余呉地域は柳ケ瀬地点で1mを超える積雪なっています。
大寒を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますので、体調管理には十分お気を付けください。
平成27年2月3日(火)の状況
平成27年2月12日(木)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【1月21日】 凍った氷の上でもコハクチョウたちが元気な鳴き声を響かせていました。

写真 コハクチョウ (早崎ビオトープ H27.2.12)
|

写真 コハクチョウ (早崎ビオトープ H27.2.12)
|
高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。