秋も深まりほどは寒さを感じない今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
最近、近くの集落にある稲を刈り取った後の田んぼで、二番穂を食べている猿をよく見かけます。というか、この事務所に勤務してはや2年。猿を見かけても全く驚かなくなりました(笑)
さて、高時川の状況ですが、11月7日から8日にかけてまとまった雨が降り、川に流れが戻りました。その後、再び瀬切れとなったのですが、ここ数日の降雨により現在、瀬切れは解消しています。
川の中の様子ですが、流れが戻ったことにより、ようやくビワマスの遡上が始まり、落差工をジャンプする様子や、産卵の様子を見ることができました。
私事ですが風邪をひいてここ一週間ほど咳が治まらない日が続いています。また周りでも体調を崩している方を多く見かけます。
まだ健康体を保っていらっしゃる方はそのままキープして今年を終えられるよう十分に体調管理をしてください。既に風邪をひいていらっしゃる方は・・・頑張って治しましょう(笑)
平成27年11月12日(木)の状況
平成27年11月20日(金)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【11月11日】命を繋ぐためのビワマスの営みを今年も見ることができました。。

写真 ビワマスのジャンプ (長浜市木之本町)
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写真 ビワマスの産卵 (長浜市木之本町)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
(参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB)
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注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。