「高月駅自由通路新設工事竣工式」が開催されました！

　平成17年10月16日(日)、「高月駅自由通路新設工事竣工式」が新しい高月駅の東口駐車場で開催されました。

　新しい高月駅は、平成18年秋にＪＲ北陸線が直流化されるのに先駆けて、旧駅の北へ約150メートルの位置に新築されたもので、住民の長年の悲願であった東西の連絡通路も新たに設置されています。
　ＪＲでは、15日の最終列車通過後に駅の引っ越し作業を行い、16日の始発列車から新駅での営業を開始しました。

　竣工式典は、國松善次滋賀県知事をはじめとする多くの来賓の出席のもと、高月幼稚園の園児たちの協力による「くす玉開披」で始まりました。
　その後、工事経過報告や来賓の祝辞があり、最後に出席者全員による万歳三唱で式典を終えました。

　竣工式典に引き続き記念イベントが開催されました。
　湖北地域にお住いの方々で結成されたスウィングジャズオーケストラによる演奏や、昔懐かしい「ちんどん屋」による新駅開業を祝うパフォーマンスなど、来場者を飽きさせない多彩な催しが繰り広げられました。
　途中、「たかつき（高槻）からたかつき（高月）へ」をテーマに大阪府高槻市から招待された市民 約150名が電車で到着し、高月町民と和やかに触れ合うとともに友好の証しとして記念植樹が行われました。

　また、11月に実際に結婚する高月町在住のお婿さんのもとへ長浜市在住の花嫁さんが嫁入りする「昔の花嫁道中」が再現されて行われました。
　花嫁さんは長浜を電車で出発して新しい高月駅に到着、大勢の人々が見守る中、駅東口で待っていたお婿さんと三三九度の杯を交わしました。
　その後、人力車に乗りイベント会場まで「花嫁道中」が繰り広げられ、大勢の人々に祝福されていました。

　イベント会場では多くのフリーマーケットや模擬店が出店し、イベントを盛り上げていました。
　中でも高月町商工会による千人鍋（大きな鍋でつくった1,000人分の豚汁、無料！）には長い行列ができていました。

　以上、「高月駅自由通路新設工事竣工式」と記念イベントの概要を簡単に紹介しました。
　この新しい高月駅を中核として、ここ湖北地域が益々発展していくことを願っています。