平成22年5月21日(金)の午前、高時川上流域の河川巡視に向かう途中で、川筋に人が集まっていたので立ち寄ってみました。現地におられたのは地元の漁協の方々で、これからアユを放流するとのこと。
どうやって放流するのかなぁと思っていたところ、荷台に水槽を積んだトラックがやってきました(写真-1)。漁協の方が荷台の水槽にパイプ代わりの筒状のビニールを手際よく装着して、アユを放流しておられました(写真-2)。平篠橋で終わりかと思っていたのですが、約5q上流の中川原橋でも放流が行われました(写真-3)。放流されたアユは、澄んだ高時川を元気に泳いでいました(写真-4)。
![]() 写真-1 平篠橋にトラック到着 |
![]() 写真-2 放流風景(平篠橋) |
![]() 写真-3 放流風景(中川原橋) |
![]() 写真-4 元気に泳ぐアユの群れ |
これから川の水温も上がっていくので、アユの活性もどんどん良くなるだろうとのこと。因みに、放流時の水温は約14℃でした。今回の放流では、平篠橋付近に150s、中川原橋付近に150s、合計300sのアユを放流したとのことでした。
アユの解禁は7月の第一日曜日(7月4日)だそうで、大雨でも降らない限り予定通りの解禁になるとのこと。アユ釣りでも有名な丹生谷筋が、太公望で賑わいはじめるのも間近ですね。
![]() 放流箇所の概略位置図 |