平成23年9月11日(日)、「みんなで外来魚を釣って、豊かな余呉湖を取り戻そう!」を合い言葉に、『第5回 余呉湖外来魚駆除釣り大会』が開催されました。
この釣り大会は、余呉湖に生息している、ワカサギやモロコなどの在来魚が、ブラックバス、ブルーギルといった外来魚に食べられてしまい、少しずつ影響が現れ始めていることから、これら外来魚の駆除を目的として、湖北土地改良区(水土里ネット湖北)の主催で開催されているものです。
当日は、曇り後ち晴れ、ときどき突風といった、コンディション的には今ひとつの天候でしたが、ちいさな子供から、おじいちゃん、おばあちゃんまで、総勢172名の太公望が参加され、余呉湖北側にある釣り桟橋や周辺の岸辺から、普段、琵琶湖などで鍛えている釣りの技術を駆使して、外来魚を駆除する目的のために一生懸命にがんばっておられました。
大会のルールはいたってシンプル! 駆除釣り開始(9:40頃)から14時までの間に釣り上げた、外来魚の総重量を競うものです。今回、参加者全員で釣り上げた外来魚の総重量は、ブラックバス2.1kg、ブルーギル27.3kgで、合計29.4kgの外来魚駆除と相成りました。なかには32cmのブラックバスを釣り上げた方もおり、思わぬ大物に、みんなびっくりしていました。
![]() 集まった太公望たち |
![]() 岸辺からファイト! |
![]() 釣り桟橋からファイト! |
![]() ブルーギルを駆除! |
![]() 釣果を計量中 |
![]() 大物ゲット! |
丹生ダム建設所からは、共催のイベントスタッフとして参加するとともに、釣り人としても参加して、余呉湖の環境・生態系保全に貢献しました(●百グラム程ですが…)。
この釣り大会が、外来魚駆除による余呉湖の環境・生態系の保全はもちろんのこと、釣りを通した親子のふれ合い・思い出づくりという家庭環境の保全にも役立つ、一石二鳥のイベントになったのではないかと感じました。