トップページお知らせ>トピックス

『第6回余呉湖外来魚駆除釣り大会』が開催されました!

LINE

 2012(平成24)年6月3日(日)、『第6回余呉湖外来魚駆除釣り大会』が開催されました。この釣り大会は、余呉湖の環境や生態系の保全のためブラックバスやブルーギルなどの外来魚を駆除することを目的として毎年1回開催されているもので、今年で6回目です。大会主催者の湖北土地改良区(水土里ネット湖北)では、少しでも多くの外来魚を駆除しようと毎年頭を悩ませており、昨年は9月に開催しましたが、釣り上げた外来魚が思いのほか少なかったことから、今年は6月に開催することとしたようです。

 この釣り大会は、余呉湖北側の釣り桟橋や周辺の岸辺で外来魚を釣り上げ、その総重量を競うもので、上位5名には表彰状が授与されます。大物を釣り上げた場合は、大きさを計測して、その魚と一緒に記念撮影してもらえます。
 当日は、暑くもなく、寒くもなく、風もなく、薄曇りで絶好の釣り日よりとなりました。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで総勢223名の皆さんが、「みんなで外来魚を釣って豊かな余呉湖を取りもどそう!」を合い言葉に、チャンピオンを目指して一心不乱に釣り糸を投げ入れていました。

 午前9時30分からの開会式で主催者のあいさつや注意事項の説明を聞いた後、参加者全員で集合写真を撮影してからいよいよ釣り開始です。開始早々は、釣り糸を垂らせばすぐに釣れる「入れ食い」状態でしたので、あちらこちらで子どもたちの大きな歓声が聞こえていました。午後2時の終了までに参加者全員で釣り上げた外来魚の総重量は、ブラックバス0.3kg、ブルーギル114.9kg、合計115.2kgで、この釣り大会始まって以来、最大の駆除量となりました。この日一番の大物は22.5cmのブルーギルでした。
 この釣り大会に毎年参加してくれる小学生たちもいて、地域の恒例行事として定着しつつあります。昨年は釣り上げた重量が3位で悔しくてションボリしていた小学生が、今年は見事に1位(釣り上げた総重量は何と6.2kg!)を獲得し、笑顔一杯で表彰状を受け取っていました。

 丹生ダム建設所から釣り人として4家族10名が参加し、僅かではありましたが余呉湖の環境・生態系保全に貢献できました。

太公望の皆さん
太公望の皆さん
釣り桟橋から大物を狙って
釣り桟橋から大物を狙って
ブルーギルを駆除
ブルーギルを駆除
計測しました
計測しました

 
 


トップページへ戻る