平成25年8月3日(土)、長浜市余呉町上丹生にある「茶わん祭の館」で炎天下の中『水源の郷まつり』が開催されました。
この『水源の郷まつり』は、「水の週間」の行事の一環として自然や限りある水の大切さについて理解を深めていただくとともに、淀川最北端の源流である「高時川」、そして源流の里『余呉町』の「地域文化」に少しでも触れて頂く機会を提供する場として、※「水源の郷まつり実行委員会(事務局:長浜市余呉支所)」の主催により、今回で4回目の開催となりました。
「茶わん祭の館」での開催は、昨年に引き続いての開催となりました。
「茶わん祭の館」は、丹生ダム建設に係る水源地域整備事業の一つとして整備されたものです。
まつりでは、昨年も大好評の魚つかみ大会(写真-1)に餅つき体験(写真-2)、ロードトレイン試乗が行われたほか、地元の特産品を集めた模擬店の出店もあり、子どもから大人まで、楽しく美味しく、余呉の自然と伝統文化に接することができました。
会場では、水源地情報パネル展示が行われ、余呉町の地域資源、生活様式、気象等が紹介されました。
昨年に引き続き登場の「カブト虫つかみ」(写真-3)では、開始前から行列ができ、ネットで囲ったテントの中にカブト虫が放され、中に入った子供たちがつかんだり、オス同士を戦わせたりして楽しんでしました。オスメス1ペアーのお土産付きというのもあってか、テントの中は大盛況でした。
また、ロードトレイン(写真-4)では、小学生以下のこどもを対象として乗っていただきました。
子供たちはお父さん、お母さんに手を振ったりして楽しそうでした。
子供たちの中には、何回も繰り返し乗っていた子供さんもいました。
![]() 写真-1 魚つかみ(小学生) |
![]() 写真-2 餅つき(チビッコがペッタンコ) |
![]() 写真-3 カブト虫つかみ |
![]() 写真-4 ロードトレイン |
夏真っ盛りの一日、炎天下にもかかわらず、約550名の方々に来場いただき、いつもは静かな山里には、子供たちのにぎやかな歓声が響き渡っていました。
日頃、自然と接する機会の少なくなった最近の子供たちですが、今回のまつりを通して自然や地元の伝統文化にふれて頂けたことは、夏休みの良い思い出の一つになったのではないでしょうか。