■フォトトピック

 千葉県香取市にある水資源機構成田北総管理所(船戸揚水機場)の近くの大木に、アオバズクが飛来しました。

 毎年、大木に青葉が繁る頃になると、南国からヒナを育てるためにやって来て、子育てが終わると、また南国に飛び立っていくそうです。


 香取市は、北部には水郷の風情漂う利根川が東西に流れ、南部には北総台地が広がる水と緑に囲まれ、自然・歴史・文化に彩られたまちです。豊かな水と、山林や水田地帯が広がる緑豊かな環境は、アオバズクの子育てに適しているのでしょうね・・・。

 市内のあちこちでアオバズクの親子が目撃されているそうです。運が良ければ、アオバズクに会えるかも・・・。

◇アオバズクについてウィキペディアより抜粋◇
日本では亜種アオバズクが九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。平地から低山地にかけての森林や農耕地に生息し、群れは形成せず単独もしくはペアで生活する。夜行性で、昼間は樹上で休む。食性は動物食で、昆虫類、両生類、爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類などを食べる。繁殖形態は卵生。樹洞(時には庭石の間や巣箱)に巣を作り、1回に2-5個の卵を産む。抱卵はメスのみが行い、オスは見張りをしたりメスに獲物を運んだりする。抱卵期間は約25日、巣立ちまでの日数は約28日。雛は巣立ち後、徐々に営巣木から周辺の林へ移動する。大木の樹洞に巣を作るため社寺林に飛来したり、昆虫類を食べるため夜間に街灯に飛来することもあり、日本では最も人間にとって身近なフクロウと言っていい。しかしながら、近年は営巣木の伐採や越冬地での開発により個体数を減らしている。