第12回 印旛沼流域環境・体験フェア 開催
 
 今年で第12回を数える「印旛沼流域環境・体験フェア」が去る10月25〜26日に佐倉ふるさと広場向かいの広場で開かれました。

 印旛沼の水は農業や工業に使用したり、また水道水に使用するなど、千葉県内でも多くの人が実際に利用していますが、印旛沼は現在、水質汚濁を始め、多くの課題をかかえています。





 もっと、印旛沼のことを知ってもらいたい、印旛沼で楽しんでもらいたい、水質を変えるために何かしたいとの思いから、このフェアは開かれています。
昨年は印旛沼の周辺にも大きな被害をもたらした台風26号の影響で中止となりましたが、今年は風もなく穏やかな秋晴れになり、印旛沼の秋を肌で感じることができました。



流域市町・市民団体・関係団体の参加を始め、チーバくんをはじめとした千葉県内のゆるキャラ11人(?)が大集合し、子供たちも大喜びしていました。農産物の直売、屋形船体験、どじょうつかみ大会など数々の自由参加コーナーもあり、たくさんの方々が足を運んでくださいました。また、なんと!「西印旛沼」ダムカードが初めて配られました。


 当千葉用水総合管理所では、「印旛沼を上空から見てみよう」と銘打って、印旛沼の各所の航空写真を展示しました。「あ!家、ここだ。」「印旛沼ってこんな形だったんだね」と皆さんに楽しんで見ていただけました。また、印旛沼の周辺で撮影した風景写真も展示したところ、「こんなきれいな写真撮れるんだね。どこで撮ったの?」と質問攻めに遭いました。ご好評にお答えして、千葉用水HPにページを設けましたので、ご覧いただければと思います。多くに方々にご来場いただき、ありがとうございました。 

 コスモスゆれる秋の一日、印旛沼を通じてたくさんのつながりが深められました。