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地域ガイド

A.見沼元圦公園(行田市)
B.葛西親水公園(羽生市)
C.さきたま古墳公園(行田市)
D.建福寺(羽生市)
E.茂林寺(館林市)
F.雷電神社(板倉町)
G.渡良瀬遊水地
H.さいたま水族館(羽生市)
I.古代蓮の里(行田市)

A.見沼元圦公園(行田市)

八代将軍徳川吉宗の命により、延長約80kmの見沼代用水路を開削した井澤弥惣兵衛為永(いざわ やそべえ ためなが)の偉業を記念して、1977年に整備されました。
河川から水を取り入れる「元圦(もといり)」(取水口と樋管)があった場所で、水路跡に沿った細長い形が特徴の公園です。
■見沼代用水路は、2006年に農林水産省の疎水百選、2019年に国際かんがい排水委員会(ICID)の世界かんがい施設遺産に登録されました。

風車塔

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B.葛西親水公園(羽生市)

江戸時代初期に開発された葛西用水を記念して整備された公園です。復元された元圦(もといり)を見ることができます。元圦は利根大堰と埼玉用水路の完成に伴って1969年に廃止され、埼玉用水路の葛西用水分水工から取水しています。

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C.さきたま古墳公園(行田市)

さきたま風土記の丘を中心として整備された公園です。国の史跡に指定されている9基の古墳群は、県名発祥の地としても知られています。隣接する埼玉県立さきたま史跡の博物館では、貴重な文化財や資料が展示されています。

古墳と桜

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D.建福寺(羽生市)

田山花袋の名作小説『田舎教師』の主人公、林清三のモデルとなった小林秀三が下宿していた寺で、死後は寺の墓地に葬られました。

建福寺全景

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E.茂林寺(館林市)

童話『分福茶釜』の元となった茶釜を寺宝として今に伝える寺です。山門の前にはチャーミングな表情のタヌキ像がずらりと並び、それぞれの像には思わず笑みがこぼれる句碑が添えられています。
■茂林寺沼は、館林市の「里沼」の一つとして2019年に文化庁の日本遺産に認定されました。

茂林寺入り口

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F.雷電神社(板倉町)

関東地方、特に利根川中上流域に点在する雷電神社の総本宮です。落雷被害の多い当地で、雨や雷をつかさどる神様として現在も広く知られています。

雷電神社全景

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G.渡良瀬遊水地

栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる日本最大の遊水地です。面積3300ha、総貯水容量2億m3の本州最大の湿地でもあり、多くの野生生物や豊かな自然環境を見ることができます。
■渡良瀬遊水地は、2012年にラムサール条約湿地に登録されました。

冬の渡良瀬遊水地

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H.さいたま水族館(羽生市)

川の国埼玉県らしい、荒川に生息する淡水魚を中心に展示する水族館です。国の天然記念物であるミヤコタナゴや、ムサシトミヨ(県の魚)、ムジナモ(水生の食虫植物)などを見ることができます。水族館の向かいには、農業を通じて地域の活性化を目指す「キヤッセ羽生」もあります。

さいたま水族館入り口

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I.古代蓮の里(行田市)

行田市の天然記念物である古代蓮や、世界中から集められた多種多様な蓮の花が6月中旬~8月中旬に見頃を迎えます。埋土種子として発見された古代蓮は1400~3000年前のものと推定されており、弥生時代の人々と同じ花を見ているかもしれないと思うと、歴史を感じます。
近隣の水田には、葉色の異なる稲で田んぼアートが描かれ、地上50mの展望タワーから見下ろすことができます。

蓮

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