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ブログ(2010.2.3付)
「紙」をつくるには大量の「水」がいるのを知っていますか?
その昔「紙1トンつくるのに水100トン」といわれるほどだったそうです。
(現在は半分くらい)
今回は愛知用水の「水」が使われている製紙メーカー
「
大王製紙株式会社
可児工場」
さんを紹介します!
生活にかかせないものばかり!
どこかで見たことあるものが・・・
愛知用水取水口
に程近い「岐阜県
可児(かに)市
」にあり、工場のすぐ脇に愛知用水が流れています。
工場で使う水の約半数が愛知用水。(もう一つは可児川)
ここではみなさんがよく目にするトイレットペーパーやティッシュペーパーのほか包装紙、コピー用紙など様々な紙製品をつくっています。
先にも書いたように「紙」づくりには大量の「水」を使います。
紙の原料を作るのに木材や古紙を煮たり、洗ったりと、とにかく「水」がかかせないそうです。
大王製紙株式会社 可児工場
航空写真
工場内レポート!
木材や古紙を溶かしたものから繊維を取り出すと「パルプ」と呼ばれる紙の原料ができます。
この「パルプ」は液状に近いので水をしぼっていきます。
それが右の機械です。
巨大なローラーとローラの間を「パルプ」が何度も通過し水をギュ〜っとしぼっていきます! そうすると「紙」ができます。
液体に近い「パルプ」の水をしぼり出す巨大ローラー!
〜紙の製造のながれ〜
(大王製紙さんのパンフレットを参考に作成)
巨大トイレットペーパー!?
できあがった「紙」は左写真のように並べられます。
でもこのままでは大きすぎて使えないのでこれを加工して製品にしていきます。
ロールの奥に従業員さんがいます。比べると巨大さがわかります!
〜加工品たち〜
高速で流れる何か!
トイレットペーパーだ!
箱詰め完了! いってきます!
これは・・・?
見たことがあるカラフルな箱・・・
もしや!
ティッシュだ!
古紙リサイクル場もレポート!
大量のチラシ古紙の山!
これを再利用!
新聞広告や雑誌などの「チラシ古紙」はインクやゴミ等を除去する工程を何度も繰り返すときれいになり、紙の原料となる「パルプ」に戻ります。
←手前のトレイに入った古紙が
右にいくほど工程を経て白くなっていきます
そしてその「パルプ」を使って
再び製品に生まれ変わります!
愛知用水が入っているいろいろな紙製品
みなさんも使っているかもしれませんネ!
〜おわりに〜
愛知用水の「水」が実際に役立っているのを見て嬉しかったです!
ご協力くださった「大王製紙株式会社 可児工場」のみなさん!本当にありがとうございました!
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