HOMEブログ(2010.2.9付)
愛知池で訓練中の「消防二輪車」とは?
 
火災や事故などがあったとき、すぐにかけつけてくれる消防車や救急車。
でも必ずしも車が入れるような広い場所で起きるとは限りません。

そんなときの救世主!
あまり知られていませんが
「消防二輪車」というのがあるんです!

その「消防二輪車」が1月31日から3月31日までの間、愛知池の周回道路(ウォーキングコース)にて走行訓練を行っています!

今回はその「消防二輪車」とはどういうものか取材に行ってきました!
 
愛知池と消防二輪車

朝日を浴びて
 
このバイクは愛知池のすぐ近くにある「尾三消防本部」からやって来ます。

訓練は2台で行っていて、実際に現場に向かうのも2台だそうです。

でもなぜ2台?

同じようにみえますがそれぞれ違うんです!
「T型」「U型」に分かれていて車でいうと「T型」は消防車、「U型」は救急車の役割をしています。

「T型」の荷台には「インパルス」と呼ばれる消火器を積んでいます。
使用するときはバイクから取り外し背負います。
 
   
13リットル入る水のタンク空気ボンベを背負っているので結構重いそうです。

今回特別に水を出してくれるということでぜひお願いしました!
 

「T型」 荷台に注目!

噴射っ!!
 
合図とともに
「ボンッ!」とすごい音と勢いで水の塊(かたまり)が出ました!(というか飛び出しました!)

消防車のように水が「ジャー」出ると思っていたぼくはびっくり! 

これは初期消火(火がまだ小さい)ときに活躍し、一気に火を消すそうです。
(1回の噴射で約1リットル出るそうです)

次に「U型」です。
こちらの荷台には
応急処置セットを積んでいます。
こちらも特別に中を見させていただきました。
 
応急処置セット


取材に応じてくれた隊員の近藤さん(左)と原さん(右)
お忙しいところ ご協力ありがとうございました!
 
走行訓練は平日の午前9時〜12時の間に行われます。(2011年3月31日まで)

散歩等で愛知池にお越しになる方にご迷惑をおかけしないようゆっくり走行していますので、ご理解とご協力お願いします。


雨上がりの愛知池にて
 
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