高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成27年04月01日号】


 今日から新年度ですが、全国的に雨模様の日が続く予報となっている今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか?
 いよいよ新年度が始まりました。子どもたちはまだ春休みですが、最近は宿題があり遊んでばかりもいられないようですね。。。  さて高時川の状況ですが、雪解けの影響なのか晴れた日でも笹濁りとなっていますが、非常に豊かな水量となっています。
 川の様子ですが、橋の上から見る限りは生き物の様子は伺えません。
   日中暖かい日が増えてきまして、汗ばむくらいの陽気となる日もありますが、朝晩はまだまだ冷え込むことが多いので、体調管理には十分にお気を付けください。
  
 平成27年3月25日(水)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成27年4月1日(水)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【3月30日、31日】暖かな陽気となった両日、春の野草が気持ちよさそうに日光を浴びていました。・・・
フキノトウ
写真 フキノトウ
(余呉町菅並H27.3.30)
菜の花
写真 菜の花
(落合橋付近H27.3.31)
ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ
写真 ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ
(落合橋付近H27.3.31)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

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