高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成27年11月05日号】


 秋も深まってきた今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
 今朝、出勤時に車のガラスが結露しているのを見て、「これがもう少ししたら凍り始めるんだろうなぁ・・・あ!解氷スプレーを買わなきゃ!」と思いながら車を発進させました。
 さて、高時川の状況ですが、前号で再び瀬切れ状態になっていることをお伝えしましたが、以降、瀬切れを解消させるような降雨もなく、現在も瀬切れ状態が続いています。
 川の中の様子ですが、姉川合流部より下流側では、わずかではありますがコアユの姿を見ることができます。ただ前号と同様にビワマスの姿を見ることはできません。
 最近風邪が流行っているようですので手洗いうがいを忘れず、しっかりと体調管理をしてこれからの季節を楽しみましょう。
 平成27年10月20日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成27年11月5日(木)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【11月5日】ぽかぽか陽気のこの日、カモが集団で日向ぼっこしていました。
カモ
写真 カモ
(長浜市湖北町)
カモ
写真 カモ
(長浜市湖北町)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
 (参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB) 高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

トップページへ戻る