高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成27年12月28日号】


 今年も残すところあとわずかとなった今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
 クリスマスも終わり、いよいよ今年も終わるんだなぁという実感が湧いてきました。
 さて、高時川の状況ですが、例年のこの時期と同じく豊かな水量の流れとなっています。秋になっても渇水となっていたのが嘘のようです。
 川の中の様子ですが、これまたいつものこの時期と同じく、橋の上からは生き物の姿をほとんど確認することができない状況となっています。数ヵ月後の春の訪れが待ち遠しいですね。
 今年は本当に暖かいですね。ただ、急に冷え込む日もありますので、そういう時に体調を崩されませんよう、くれぐれもお体にはご自愛ください。
 平成27年12月15日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成27年12月28日(月)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【12月28日】前号に引き続きコハクチョウの様子をお届けします。
コハクチョウ
写真 コハクチョウ
(長浜市湖北町尾上)
コハクチョウ
写真 コハクチョウ
(長浜市湖北町尾上)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
 (参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB) 高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

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