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航路等維持浚渫

霞ヶ浦には、港湾・舟溜、樋門・樋管が数多くあります。利根川下流総合管理所では、渇水時に湖の水位が低下しても安全な舟の航行や支障なく揚水ができるように、堆積した土砂の状況に応じて浚渫を行っています。これを航路等維持浚渫といいます。
霞ヶ浦湖岸域では、波浪等により土砂が移動しているため、一度浚渫した箇所でも数年後には、再び土砂の堆積が進行しますので、航路等維持浚渫を行います。

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前浜造成

利根川下流総合管理所が行っている前浜造成とは、浚渫土砂の処分方法を検討する中で、浚渫土砂を湖外に搬出・処分するよりも、霞ヶ浦の湖岸環境の改善や経済性の観点からよい方法であるため、浚渫土砂の有効活用を目的として実施しているものです。
造成後の前浜は、波浪による自然の土砂移動を利用して安定した地形となるように計画しています。これにより陸域から湖に向かって緩やかな傾斜ができることから、遠浅地形の形成、湖岸植生の生育基盤、湖岸植生を利用する生物の生息場の提供、湖岸景観の改善といった湖岸環境の改善効果が期待されます。

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