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河口堰概要


管理・操作

 利根川河口堰管理所では、潮汐(潮の干満)の影響を受ける感潮区間に位置する利根川河口堰と黒部川水門について、主に次のことを達成するように ゲート操作及び 維持管理を行っています。

1. 塩分濃度管理

 堰や水門の上流における水利使用に影響を及ぼさない程度に塩分濃度を抑えます。
 利根川河口堰では、堰上流部に生息する生物の成育環境に配慮し、塩水遡上量を調節する操作をしています(下図)。一方、黒部川水門は上流側へ塩水を遡上させないように管理しています。

ゲートが開いている時
ゲートが開いている時
ゲートが閉じている時
ゲートが閉じている時

2. 水位管理

 堰や水門の上流における水利使用に影響を及ぼさないよう、利根川河口堰では堰建設前の平均水位を基準として、黒部川水門は黒部川総合開発で決められた管理水位を基準として、上流側の水位を一定の範囲に保っています。

管理水位図

利根川河口堰
利根川河口堰
黒部川水門
黒部川水門

3. 維持流量の放流

 利根川河口堰では、干潮時に下流側の水位が低くなった時を利用して、利根川下流部へ維持流量(日平均で毎秒30立方メートル)を放流しています。

ゲート放流モデル図
利根川河口堰

4. 洪水防御

 洪水時には、利根川河口堰では全ゲートを全開して洪水流量を安全に下流へ流します。
 黒部川水門では、黒部川沿川の洪水を防ぐため、利根川水位が低い場合には全門全開で放流しますが、利根川の水位が高いときには、黒部川へ逆流してはん濫しないよう、ゲートを全門全閉にします。

なぜ、海の水が川をさかのぼっていくのですか?

利根川の下流地域は、川のかたむきがとてもなだらかで、川底の高さが海面以下にあります。海面の高さが増す満潮時、太平洋からおしよせてくる海水の力が川の流れより強くなると、海水は上流へどんどんとさかのぼっていくことになります。


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