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水資源機構ではクリーンエネルギーである太陽光を活用する大規模な水面上の発電技術の実用化のために、東郷調整池(愛知池)の水面上と陸上に太陽電池を設置し、実証実験を続けていました。(期間:2007年7月~2012年12月)
(※実験終了のため、現在この装置は撤去されています)
太陽光発電を大規模に行うためには広い土地が必要となりますが、調整池等の未利用水面を活用することで用地的な制約を受けずにすみます。
また、調整池等の水を利用して散水を行い、太陽光パネルの冷却を行うことで、発電効率の向上も期待されています。
なお、実証実験で使用した太陽光パネルの一部は、愛知用水の幹線水路に移設中です。
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東郷調整池(愛知池)の水面に浮かぶ太陽光パネル |
※ 詳しくは 水資源機構 総合技術センター(水路グループ)
へお問い合わせ下さい。 電話:(048)-711-3083
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東郷調整池(愛知池)に設置した太陽光発電システムの概要
位 置 |
タイプ・出力 |
太 陽 電 池 の 傾 斜 角 度 |
水面上 |
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水冷型・60kw
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傾斜角 10度 (真南向き) ※発電量の向上のため10度の傾斜角とした |
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空冷型・10kw
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傾斜角 10度 (真南向き) ※水面上 水冷型との比較用 |
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水冷型・10kw
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傾斜角 1.3度 (真南向き) ※風の影響を小さくし、雨水の排水を考慮し若干の角度を付けた |
陸 上 |
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空冷型・10kw
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傾斜角 30度 (真南向き) ※最適傾斜角とした |

水面を利用した太陽光発電システムのイメージ図
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