事業の概要
昭和36年に世紀の大事業「愛知用水」が完成し、水不足に悩んでいた愛知用水地域に木曽川の水が供給されるようになりました。
その後同地域の発展はめざましく、増大する水需要に愛知用水だけでは応えきれなくなり、昭和40年代には長良川河口堰により新しく水源を確保する計画がたてられました。
長良導水事業は、この計画の一翼を担う事業で、平成5年3月26日に水資源開発促進法に基づく「木曽川水系水資源開発基本計画」の変更が閣議決定され、同計画に長良導水事業が追加されました。同年7月16日、主務大臣である厚生大臣から事業実施方針の指示があり、これを受けて水資源開発公団は事業実施計画の認可を申請し、同年8月16日同計画は認可され、直ちに事業に着手し、平成9年度にこれを完成させて、平成10年度から管理を開始しました。 |