平成5年から平成10年にかけて行われた長良導水の工事。
木曽川の下20mを直径2.9mの機械がもぐらのように掘り進んだなんて、
想像できますか?
私たちが普段、目にすることの無いような工事現場をお見せします。
まずはシールド区間。施設縦断図の @ の部分、約20mの穴を掘ります。。と言っても想像できますか?なんとビルの5階相当、ガンダムのゲルググの高さと同じくらいです。(かえって解りづらい?!) その穴を掘る機械の一部が ↓ これ。 でかいです。
上の機械で掘った穴に ↓ この機械を吊り降ろします。
この機械は「シールドマシン」です。施設縦断図 A の部分の横穴を掘ります。
↑ 実際に動かしているところ。機械から20m程後方で運転しています。
シールドマシンが掘った穴の内部に型枠を組んで行きます。型枠を組んだ後は ↓ のようになります。(セグメントが組まれている状態)
セグメントの内部に鋼管を通していきます。
5m程の鋼管を吊り降ろし、それを内部で溶接して繋いでいきます。
繋いだ後は、溶接によってついたススを取ってから研磨。
最後に溶接部分に塗装を施します。
Cの縦坑に鋼管を通していきます。
シールド区間はこんな感じ。ざっくりとご理解頂けたでしょうか?
続いて、開削区間です。