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本事業は、平成11年度に早急に老朽化対策が必要な区間の水路改築(併設水路設置を含む)に着手し、その後第1回計画変更により平成19年度からは大規模地震対策が必要な区間の耐震補強及び石綿管除去対策を追加し、平成27年度までに第1回計画変更までの事業計画分はすでに完成しました。現在、併設水路の複線化により維持管理の効率化や安定通水に順次効果を発揮しています。
また、第1回計画変更時には地震に強いと想定されていた岩トンネル区間について、最新の知見や耐震照査の結果から所定の耐震性能を有していないことが判明したため、第2回計画変更により事業計画に追加し、平成27年度から令和12年度までの予定工期により、幹線水路の複線化及び既設水路(岩トンネル)の耐震補強等を行っています。
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