HOME >> 川上ダム基本情報 >> 川上ダムの目的
川上ダムの目的

 

 川上ダムを含め、水資源機構が建設するダムはすべて、独立行政法人水資源機構法(平成14年12月18日法律第182号)に基づき、事業実施計画を作成して主務大臣(=川上ダムの場合は国土交通大臣)の認可を受けなければなりません。川上ダムでは、平成27年3月に認可を受けた事業実施計画に基づいて事業を進めています。
 ここでは、同計画に定められている川上ダムの目的について記述します。

@治水
 川上ダムの建設される地点における計画高水流量毎秒850立方メートルのうち毎秒780立方メートルの洪水調節を行います。
   

A新規利水
 伊賀市の水道用水として最大毎秒0.358立方メートルの取水を可能にします。
    

B流水の正常な機能の維持
 前深瀬川及び木津川の既得用水の補給等流水の正常な機能の維持と増進を図ります。
 また、既設ダム(高山ダム、青蓮寺ダム、布目ダム及び比奈知ダム)の堆砂除去のための代替補給を行います。
    

 これらの目的を達成するため、以下に示す堤体諸元、容量配分でダムを建設する計画です。 

  【川上ダム堤体諸元】
    ○型  式 : 重力式コンクリートダム
    ○堤  高 : 84m(堤頂標高:EL.282.0m)
    ○堤頂長 : 334m
    ○湛水面積:1.04km2
    ○総貯水容量:31,000千m3
    ○洪水時最高水位:EL.276.9m
    ○平常時最高貯水位:EL.262.0m

川上ダム貯水池容量配分図
川上ダム建設事業に関する事業実施計画(第3回変更)はコチラ →