ダムの紹介
- ダムの高さ(堤高)
70.50m
奈良の大仏の4.4倍の高さです。- 水が貯まる量
1,840万m3
京セラドーム大阪の15.3杯分に相当する量です。- ダムの長さ(堤頂長)
355.0m
新幹線のぞみ14.2両分の長さです。- 貯水池面積(湛水面積)
0.82km2
甲子園球場の21倍です。- ダムの年齢
1998年完成の25歳です。
ダムの目的
洪水調節
・洪水時においては、洪水調節容量(6/16〜10/15の期間900万m3)を利用し、
上流からの洪水の一部をダムにため込んで下流に流れる水の量を減らします。
・ダムの下流域では、ダムが水をため込むことで、氾濫が軽減されます
河川環境の保全
名張川の既得用水の補給等、下流河川の環境保全等のための流量を確保します。
水道用水
名張市0.3m3/s、京都府0.6m3/s、奈良市0.6m3/sの水道用水を補給します。
| 名張市 | 水道用水に0.3m3/s |
|---|---|
| 京都府 | 水道用水に0.6m3/s |
| 奈良市 | 水道用水に0.6m3/s |
発電(中部電力(株))
中部電力(株)が管理する比奈知発電所で最大出力1,800kwの発電を行います。
諸元
| 河川名 | 淀川水系名張川 |
|---|---|
| 位置 | 左岸:三重県名張市上比奈知熊走り 右岸:三重県名張市上比奈知字上出 |
| 集水面積 | 75.5km2 |
| 地質 | 花崗岩及び片麻岩 |
| 形式 | 重力式コンクリートダム |
| 堤高 | 70.5m |
| 堤頂長 | 355.0m |
| 堤体積 | 430,000m3 |
| 湛水面積 | 0.82km2 |
| 総貯水量 | 20,800,000m3 |
| 有効貯水量 | 18,400,000m3 |
| 常用洪水吐き | 高圧ラジアルゲート:2門 最大放流量:940m3/s |
| 非常用洪水吐き | 天端側水路 自由越流堤方式 最大放流量:520m3/s |
| 低水管理設備 | ジェットフローゲートφ1,600mm 1門 φ600mm 1門 最大放流量:30m3/s |
| 建設開始 | 昭和47年度 |
| 管理開始 | 平成11年度 |