ダムの紹介

- ダムの高さ(堤高)
63.50m
奈良の大仏の4.2倍の高さです。- 総貯水量
1,690万m3
京セラドーム大阪の14杯分に相当する量です。- ダムの長さ(堤頂長)
175.00m
新幹線のぞみ7両分の長さです。- 貯水池面積(湛水面積)
1.05km2
甲子園球場の26倍です。- ダムの年齢
1974年完成の50歳です。
ダムの目的
洪水調節
洪水時においては、洪水調節容量(6/16〜8/31の期間615万m3、9/1〜10/15の期間775万m3)を利用し、上流からの洪水の一部をダムにため込んで下流に流れる水の量を減らします。
ダムの下流域では、ダムが水をため込むことで、はん濫が軽減されます。
河川環境の保全
宇陀川沿岸の既成農地(348ha)の既得用水として、下流鹿高井堰地点において最大2.3m3/sを確保するための補給を行うと共に、河川の環境保全等のため流量を維持します。
水道用水
大和平野の諸都市の水道用水として、貯水池から初瀬水路を経て、最大1.6m3/sを供給します。
- 初瀬水路の概要
- 奈良県広域水道企業団に1.6m3/s
(室生川から導水)
河川環境の保全と水道用水のために、宇陀川の他、室生川からも貯留しています。(島谷水路による)
発電
(管理用発電)
計画概要 最大使用水量 1.8m3/s
有効落差 43.80m
最大出力 560kw
諸元
河川名 | 淀川水系名張川支川宇陀川 |
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位置 | 奈良県宇陀市室生大野 |
集水面積 | 直接136km2/間接33km2/計169km2 |
地質 | 室生火山岩 |
形式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 63.50m |
堤頂長 | 175.00m |
堤体積 | 153.000m3 |
湛水面積 | 1.05km2 |
総貯水量 | 16,900,000m3 |
有効貯水量 | 14,300,000m3 |
常用洪水吐き | ラジアルゲート:3門 最大放流量:1,600m3/s |
低水管理設備 | ホロージェットバルブ:1門 最大放流量:12m3/s |
初瀬水路 | 4R標準馬蹄形:R=900mm 延長:5,500m |
島谷水路 | 4R標準馬蹄形:R=900mm 延長:1,900m |
建設開始 | 昭和40年度 |
管理開始 | 昭和49年度 |