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正蓮寺川利水事業のあらまし |
 高見機場(ポンプ場) |
昭和42年、水需要が急激に増えた当時の阪神地区に、最大毎秒8.5m3の水道用水や工業用水を確保するため、淀川左岸に沿って流れていた中津川を埋め立て、その水を振り替えました。これにより下流にある正蓮寺川や六軒家川に水が流れ込まなくなりました。そこで、此花区高見に高見機場(ポンプ場)や箱形の水路を建設し、淀川から最大毎秒22m3を取水して、下流河川の浄化や環境維持に努めています。
また、台風の接近や地震による津波が大阪湾の満潮と重なった時には、正蓮寺川や六軒家川の防潮水門を閉めます。河川の水は通常とは逆に淀川へ排水します。昭和42年10月に着工したこの施設は、昭和45年3月(1972年)に完成。以後、水資源機構中津川管理室が管理しています。
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■利水とは?
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暮らしの中で使われる生活用水や産業に必要な工業用水、農業用水などに、河川の水を有効利用することを利水といいます。 |
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