子どもたちは待ちに待った夏休みを楽しみ始めているであろう今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
近畿地方は、昨年と同じく7月20日に梅雨明けしましたね。正確には「梅雨明けしたとみられる。」ですが。。。
ちなみに今年の梅雨入りは6月3日でこれも昨年と同じ日でしたので、昨年と今年の梅雨の期間はまったく同じだったということになります。
ただ、昨年の梅雨の期間の降水量が160.5mmだったのに対し、今年は486.5mm(気象庁データより)でしたのでかなりの差があります。
昨年は空梅雨という感じでしたので、梅雨の期間が同じでも雨の降り方次第で全く印象が異なりますね。
高時川の状況ですが、7/14~16の3日間瀬切れが発生しましたが、その後、台風11号による降雨の影響で、現在は豊富な水量で流れています。
川の中の様子ですが、河川の巡視を行った7/21は台風による濁水がまだ残っていたためあまり川の中の様子は伺えませんでしたが、それでもヤナのあたりではコアユが遡上のためにジャンプしている姿を見かけました。
梅雨も明けてこれから夏本番です。この時期、毎年のようにお伝えしていますが、熱中症にはくれぐれもお気を付けください。
平成27年7月14日(火)の状況
平成27年7月21日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【7月22日】長浜市早崎町にある奥びわこスポーツの森にある池のハスが見頃を迎えています。早朝に咲いてお昼前には閉じてしまいますので、少し早起きして見に行かれてはいかがでしょうか?

写真 アジサイ (長浜市早崎町H27.7.22)
|

写真 アジサイ (長浜市早崎町H27.7.22)
|
高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5~2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
(参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB)
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。