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水にまつわる不思議なお話 〜ノアのはこぶねのお話〜

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 ノアのはこぶね(世界)
ノアのはこぶね
【本の紹介】
「ノアのはこぶね」
 文:ピョートル・ウィルコン
   Piotr Wilkon'
 絵:ヨゼフ・ウィルコン
   Jozef Wilkon'
 訳:那須田 淳
 発行所:株式会社 講談社

 ノアは、「洪水が起きるんだ!はこぶねをつくるのだ。」という神様のお告げをききました。ノアは人々が戦い、憎みあったりしているので神様がおいかりになったのだと思いました。ノアの家族と動物たちははこぶねを組立始めましたが、人々は洪水を信じようとしませんでした。

 ようやくはこぶねができあがり動物たちが乗り終わったとき、すさまじいいきおいで雨がふり、まわりが海にかわってしまいました。そしてはこぶねは何日も海を漂い、せまい船の中で動物たちがけんかをしはじめたり文句をいいました。

 そして47日後、ノアは白いハトを外に出し、陸がないかどうか確かめることにしました。しばらくすると、ハトがくちばしにオリーブの枝をくわえて戻ってきました。ハトが陸を見つけてきたのです。「ノア、ばんざい。」動物たちは大喜び、そして恥ずかしそうに「今までけんかをしたり、文句をいってごめんなさい」といったのです。ノアは何もいわず、やさしく微笑んだだけでした。



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