決 議 平成15年1月、淀川流域委員会より「ダムは原則として建設しない」との提言がなされました。 淀川流域委員会の委員や一部の反対論者は現地にも来ず、現地の事情も知らない状況の中で生態系に悪影響を与えるなどと環境に名を借りて「ダムは原則として建設しない」と言っています。
今まで流域住民は、「洪水」「渇水」において、歴史の中で川に血が流されるなど他には例をみないほど悲惨な出来事を通じて自然との共生を続けて参りました。
丹生ダムは、琵琶湖の周囲や淀川流域の人々を洪水や渇水から守ることを目的に、琵琶湖総合開発事業の一環として位置づけされましたが、下流の人々のために琵琶湖から毎秒40m3の水の供給を開始した後において、ダム建設を中止しようとしているのです。
丹生ダムは大きく気象状況が変わっていく中で、自然との調和、高時川、琵琶湖の環境改善に大きく寄与すると共に、琵琶湖の環境を良好に保ち淀川流域の人々の安全で安心な暮らしを守るためには不可欠です。
以上決議する。 平成16年2月28日 高時川の明日を考える住民大会 |