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おしえてダムのこと おしえてダムのこと おしえてダムのこと
下久保ダムの情報 > 水と川とダムのおはなし【キッズコーナー入口】 > おしえて!ダムのこと【目次】 > Q5
Q&A
 
[Q5] :下久保ダムから水が流れているところを見たことがありません。
 
[A5]:多くの場合、地下にある水力発電所を通って
約3キロ下流の神水ダムへ放流しています。

 ダムにある水門から直接水を流すこともできますが、水が流れる力を利用して水力発電所で電気を造ってから流した方が、エネルギーを有効活用していると言えます。

 下久保ダムには水力発電所が2つ設置されていて、通常の場合、この発電所を通って水が流されています。ダム下流の神流川に必要な水が毎秒12立方メートルまでのときは、地下発電所と地下トンネルを通って水を流すため、ダムから水が流れる様子をあまり目にすることがありません。

 しかし、水が大量に使われる夏に雨が少なく、ダムから水をよりたくさん流す必要があるときは、ダムの水門(利水放流バルブ)を開けてダムから直接水を流すこともあります。


マップ 発電バイパス平面図

発電放流口 発電放流口
▲写真は発電放流口  
発電放流口 発電放流口
▲写真は発電放流口  


 
ダムマニア
 下久保ダムには2つの発電所があります。
 1つは地下約60mにある下久保発電所で、最大出力15,000kWの発電を行うことができます。
 もう一つは平成13年に新設された下久保第2発電所です。これは、発電バイパスにより減水区間を生じ景観が損なわれていた国指定文化財三波石峡(天然記念物及び名勝)に清流を蘇らせるために新たに放水路が計画されたとき、この放水時のエネルギーも有効活用するために設置されたミニ発電所です。
 この2つの発電所で生み出される電力量は、火力発電所でドラム缶5万7千本の重油を燃やして作る電力量に相当するものです。


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