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おしえてダムのこと おしえてダムのこと おしえてダムのこと
下久保ダムの情報 > 水と川とダムのおはなし【キッズコーナー入口】 > おしえて!ダムのこと【目次】 > Q8
Q&A
 
[Q8] :下久保ダムの水はどこで使われているの?
 
[A8]:東京や埼玉に住む約400万人の人が使うほか、農業用水にも使われます。

 下久保ダムに水を貯めることができるようになると、雨が降らない日が続いても必要な水量を川に流すことができ、神流川を下った利根川にある利根大堰では1年を通じて安定した飲み水を得ることができるようになりました。利根大堰で取水された水は、東京や埼玉に住む約400万人の人に使われています。

 このほか、昔から農業を営んでいる人たちへ、雨が降らない日が続いても困らないように川の水を増やすことがあります。

 よく、「下久保ダムから東京までパイプが繋がっている」と勘違いされている方がいますが、それは間違いですよ。


下久保ダムイメージ
 
ダムマニア
 ヨーロッパでは中世以降川の水を使うことが敬遠されていて、地下水や渓流水から飲み水を確保しています。これは、川が汚かったからなのです。ヨーロッパでは下水道を直接川に流れ込ませており、パリなどはし尿を道路にまき散らすなど大変不衛生で、コレラやペストなどの伝染病も蔓延しました。ベルサイユ宮殿は、あまりにもパリが臭かったため郊外に疎開するために建てられたと言われています。
水道水
水道水  ところが、日本では昔から川の水を飲み水に使ってきました。また、大きな伝染病も蔓延していません。これは、し尿を畑に撒いてリサイクルしていたおかげで、川が大変きれいだったからなのです。

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【独立行政法人水資源機構 下久保ダム管理所】
〒367-0313 埼玉県児玉郡神川町大字矢納1356-3
TEL:0274-52-2746(代) FAX:0274-52-5408
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