環境調査
小石原川ダム周辺の自然環境調査
小石原川ダム建設事業では、事業実施区域とその周辺の区域における自然環境の現況を把握するために、平成7年から環境調査を実施しています。環境影響評価手続き後は、ダム周辺環境の変化の把握、環境保全措置の効果検証のため、環境調査を実施しています。
![]() 昆虫調査 |
![]() 魚類調査 |
![]() 両生類調査 |
小石原川ダム周辺に生息する動物たち
- ●陸域
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- 森林に生息する動物の例 … クマタカ、ヤマネ、キツネ、テン、イノシシ、ホンドジカ、タヌキ、ヒヨドリ、フクロウ 等
- 草地に生息する動物の例 … ジネズミ、ミヤマチャバネセセリ、ヤマカガシ 等
クマタカ
コキクガシラコウモリ
ヤマネ - ●河川域
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- 平野を流れる川に生息する動物の例 … アオサギ、バン、ツチガエル、ナマズ
- 渓流的な川に生息する動物の例 … カジカガエル、ヤマセミ、カワセミ、カワムツB型、カワヨシノボリ
- 源流的な川に生息する動物の例 … タゴガエル、カジカガエル、カワガラス、ヤマメ、タカハヤ
- 水田域を流れる小河川に生息する動物の例 … トノサマガエル、セグロセキレイ、カワニナ
- 貯水池に生息する動物の例 … マガモ、カルガモ、オイカワ
カジカガエル
カワセミ
ヤマメ
環境保全の取り組み
小石原川ダム建設事業では、環境影響評価法に基づく環境影響評価を行い、平成16年3月に小石原川ダムで実施しようとする環境保全措置等を取りまとめました。
小石原川ダムで実施しようとする環境保全措置及び環境への配慮一覧(PDF 516kB)
環境に関する調査および保全対策の公表
小石原川ダムにおける環境に関する調査および対策について
- ●令和4年度実施内容
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令和4年度の環境に関する調査や業務は、水質調査、希少猛禽類(クマタカ)、コウモリ・ヤマネ調査、重要な植物に関する調査、陸域や河川域のモニタリング調査、モニタリング部会の資料作成等を行う予定です。総額は約0.9億円でした。
- ●令和5年度実施予定
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令和5年度の環境に関する調査や業務は、水質調査、希少猛禽類(クマタカ)、モニタリング部会の資料作成等を行う予定です。総額は約0.8億円を予定しています。また、令和6年度からフォローアップ制度に基づく体制へ移行していく見込みです。