徳山ダムの概要
ダムの計画概要
徳山ダムは、総貯水容量・堤体積日本一のロックフィルダムです。ここではダムの構造や貯水池の使用容量など、ダム計画概要について詳しく紹介します。
徳山ダムの諸元
区 分 | 内 容 |
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位置 | 右岸:岐阜県揖斐郡揖斐川町開田、鶴見 左岸:岐阜県揖斐郡揖斐川町徳山、東杉原 |
型式 | 中央遮水壁型ロックフィルダム |
堤高 | 161メートル |
堤頂長 | 427.1メートル |
堤頂標高 | 406メートル |
堤体積 | 約13,700,000立方メートル |
ロックフィルダムの堤体
ロックフィルダムの堤体は、コア、フィルタ、ロックの各ゾーンに区分されます。
<ダム堤体標準断面図>
コア(土)
粘土のような土を使用します。コアには水をせき止める、遮水材としての役割があります。
フィルタ(砂)
河床砂礫(かしょうされき)という砂混じりの砂利を使用します。ロックとコアの間にあって、コアがくずれないよう保護する役割があります。
ロック(岩)
岩や土を使用します。ダム本体の大半を占め、ダム自体の安定を確保する役割があります。
貯水池容量配分図
