ダムの紹介
- ダムの高さ(堤高)
72.00m
奈良の大仏の 4.8倍の高さです。- 総貯水量
1,730万m3
京セラドーム大阪の 14.4杯分に相当する量です。- ダムの長さ(堤頂長)
322.00m
新幹線のぞみ 13両分の長さです。- 貯水池面積(湛水面積)
0.95km2
甲子園球場の 24.7倍です。- ダムの年齢
平成4年(1992年)4月管理開始の 28歳です。
(令和2年(2020年)3月31日現在の経過年数)
ダムの目的
洪水調節
洪水時において、洪水調節容量(6/16〜8/15の期間540万m3、8/16〜10/15の期間640万m3)を利用して、上流からの洪水の一部をダムにため込むことで、下流に流れる水の量を減らします。
ダムが水をため込むことで、ダムの下流域では、はん濫被害が回避・軽減されます。
河川環境の保全
布目川の既得用水の補給等、下流河川の環境保全等のための流量を確保します。
水道用水
奈良市の水道用水として最大1.1263m3/s(奈良市1.08m3/s、旧都祁村0.0463m3/s)、
山添村の水道用水として0.0097m3/sを供給します。
発電
(管理用発電)
計画概要
最大使用水量 2.20m3/s
有効落差 56.87m
最大出力 990kw
諸元
| 河川名 | 淀川水系布目川 |
|---|---|
| 位置 | 左岸:奈良県奈良市北野山町地先 右岸:奈良県奈良市丹生町地先 |
| 集水面積 | 75km2 |
| 地質 | 中粒黒雲母花崗岩 |
| 形式 | 重力式コンクリートダム |
| 堤高 | 72.00m |
| 堤頂長 | 322.00m |
| 堤体積 | 330,000m3 |
| 湛水面積 | 0.95km2 |
| 総貯水量 | 17,300,000m3 |
| 有効貯水量 | 15,400,000m3 |
| 常用洪水吐き | 高圧ラジアルゲート:1門 最大放流量:150m3/s |
| 非常用洪水吐き | 自由越流方式:11門 最大放流量:1,180m3/s |
| 低水管理設備 | ジェットフローゲートφ1,100mm 1門、φ400mm 1門 最大放流量:20m3/s |
| 建設開始 | 昭和50年度 |
| 管理開始 | 平成4年4月 |