ダムの紹介

- ダムの高さ(堤高)
82.00m
奈良の大仏の5.5倍の高さです。- 総貯水量
2,720万m3
京セラドーム大阪の23杯分に相当する量です。- ダムの長さ(堤頂長)
275.00m
新幹線のぞみ11両分の長さです。- 貯水池面積(湛水面積)
1.04km2
甲子園球場の26倍です。- ダムの年齢
1970年完成の53歳です。
ダムの目的
洪水調節
洪水時においては、洪水調節容量(6/16〜10/15の期間840万m3)を利用し、上流からの洪水の一部をダムにため込んで下流に流れる水の量を減らします。
ダムの下流域では、ダムが水をため込むことで、はん濫が軽減されます。
河川環境の保全
名張地区の既成農地(125ha)の既得用水として、半旬平均で最大1.66m3/sおよび木津川沿岸の既成農地(3,300ha)の既得用水として、高山ダムから補給する量と合わせて、12m3/sを確保するため、最大1.3m3/sを補給すると共に、河川の環境保全等のため流量を維持します。
水道用水
阪神地区の水道用水として、2.3m3/s、名張市の水道用水として、0.19m3/sを補給します。
大阪府広域水道企業団 | 水道用水に0.839m3/s |
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大阪市 | 水道用水に1.035m3/s |
枚方市 | 水道用水に0.051m3/s |
守口市 | 水道用水に0.019m3/s |
阪神水道企業団 | 水道用水に0.309mm3/s |
尼崎市 | 水道用水に0.047m3/s |
名張市 | 水道用水に0.190m3/s |
農業用水
名張地区の農業用水として、最大1.60m3/sを供給します。
発電(中部電力(株))
中部電力(株)が管理する青蓮寺発電所で、最大出力2,000kwの発電を行います。
諸元
河川名 | 淀川水系名張川支川青蓮寺川 |
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位置 | 左岸:三重県名張市青蓮寺字ガオヤ 右岸:三重県名張市中知山字下ン田 |
集水面積 | 100km2 |
地質 | 花崗片麻岩 |
形式 | アーチ式コンクリートダム |
堤高 | 82.00m |
堤頂長 | 275.00m |
堤体積 | 175.000m3 |
湛水面積 | 1.04km2 |
総貯水量 | 27,200,000m3 |
有効貯水量 | 23,800,000m3 |
常用洪水吐き | 高圧キャタピラゲート:2門 最大放流量:600m3/s |
非常用洪水吐き | ローラゲート:3門 最大放流量:700m3/s |
低水管理用設備 | ホロージェットバルブ:1門 最大放流量:30m3/s |
建設開始 | 昭和39年度 |
管理開始 | 昭和45年度 |