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阪神・淡路大震災における教訓を反映し、安全を保ちつつ機能を維持する水路移築のため、耐震設計への高度な判断を期するよう、主に学識経験者で構成された基礎工検討委員会が組織されました。また、事前に不発弾調査を実施。工事にあたっては、懸念される周辺への影響、地盤沈下をふまえ、慎重に計測が行われました。
工事は大きく分けて準備工事、仮設水路の設置、高見機場の改造、正蓮寺川と六軒家川水路の移築、仮設水路の撤去、管理施設の建設がそれぞれ行われました。
水路の移築は、正蓮寺川、六軒家川への分水、高潮時の内水排除機能を確保しながら進めるため、新たに仮設水路をつくり、既設水路と交互に通水をしながら支障がないように工事を行いました。 |
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 移築工事の様子 |
 本体施工(断面) |
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