高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
平成22年6月3日号【瀬切れ確認速報 H22-02号】
突然ですが、本日6月3日、高時川の瀬切れを確認しました。前回の瀬切れ解消からは、たった一週間そこそこでの再発でした。
昨日までは、「流れが心細くなって…」なんて言ぃながらも何とか流れていたし…、まさか!ではありましたが、ある意味ヤハリ!でした。 本日の天気予報でも、しばらく雨の予報はありませんでしたので、梅雨入りを待っての解消となっちゃうんでしょうか…
橋の上からは、点在する水たまりに取り残されたアユなどが、確認できました。
通勤途中の撮影だったので瀬切れている辺りのみですが、本日の高時川の状況を下流域のものから掲載していますので、ご覧下さい。
平成22年6月2日(水)の状況 何とか流れてました…
平成22年6月3日(木)の状況
びわヤナ(右岸堤防上より)
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落合橋下流
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落合橋上流
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錦織橋下流
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錦織橋上流
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馬渡橋下流
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馬渡橋上流
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福橋上流
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阿弥陀橋上流
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成22年の結果は速報です。