6月上旬は、降雨がほとんどなく、晴天の日が続いています。徐々にですが夏に向かって暑くなってきました。
高時川の状況ですが、先月末からの発生している、瀬切れが現在も継続しています。川は干上がった状態で、車の走った跡があったりとひどい状況です。梅雨になったので、早く雨になって川を潤してほしいところです。
河川巡視では、順調に育っているアユや、おおきなアオダイジョウを見ました。最近、山や草むらに入ることが多く、いろいろな場面で、蛇を見ます。あまり好きではないので困りますね。
平成24年06月05日(水)の状況
平成24年06月13日(水)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【06月05日】 姉川の今村橋下流で大きなアオダイショウがゆっくりと移動していました(写真-1)。体長は1.5m以上はあったと思います。まるまると太っていました。餌量が豊富なのでしょうか。だけどいつ見ても怖いです。。。。
【06月05日】 キジのつがいがいました(写真-2)。最初は、赤い頭のオスだけ確認できていましたが、歩く方向をみていると。茶色い地味な、メスもいました。つがいだと思われます。末永くお幸せに!!!
【06月13日】 良く育ったアユが確認できました(写真-3)。まだ、他のアユと群れていましたが、7月1日には丹生川(高時川)のアユが解禁します。丹生川のアユはおいしいと評判ですので、今年はアユも釣ってみたいです。

写真-1 アオダイジョウ (長浜市今町 H24.06.05)
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写真-2 キジ(オス) (長浜市落合町 H24.06.05)
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写真-3 良く育ったアユ (長浜市木之本町 H24.06.13)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成24年の結果は速報です。