毎日、暑い日が続いていますが、みなさん、熱中症などにならないように注意してくださいね。丹生ダム建設所では、熱中症を未然に防ぐために、外気温、湿度から暑さ指数(WBGT値)を算出して、職員等に現在の評価を知らせています。最近は、危険(最も注意が必要)の1ランクしたの厳重警戒が多い状況です。
高時川の状況ですが、13日〜14日にかけて、100mm程度の降雨があり、瀬切れは解消しました。京都などでは、被害も出たようですが、丹生ダム流域では、恵みの雨になりました。
本日の河川巡視では、上流域では、アユ釣りを楽しむ釣り人が、下流域では、子供達が、水遊びを楽しんでいました。お盆休みのせいもあり、いつもより沢山の人たちが川を楽しんでいました。やっぱり川には水が必要ですね
平成24年08月07日(火)の状況
平成24年08月16日(木)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【08月07日】 高時川頭首工の近くで、毬栗(写真-1)を見ました。まだまだ、緑色でしたが、少しづつ秋に近づいているように感じました。
【08月16日】 7月26日号でもお知らせしました、琵琶湖の延勝寺舟溜まりの、カイツブリですが、なんと、今日は親鳥に寄り添うように2羽のヒナ(写真-2)も一緒に見ることができました。かわいいですね。
【08月16日】 琵琶湖の早崎では、蓮の花(写真-3)が見頃を迎えています。早朝に咲くので、河川巡視から帰るころには、写真のように閉じてしまします。咲いている状況も見て見たいですね。

写真-1 毬栗 (木之本町 H24.08.07)
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写真-2 カイツブリの親子 (湖北町延勝寺 H24.08.16)
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写真-3 蓮のはな(つぼみ) (長浜市早崎 H24.08.16)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成24年の結果は速報です。