もう少しで、平成24年度が終わり、25年度がはじまろうとしています。時の経つのは早いですねー。丹生ダム建設予定地周辺は、雪が少なかったこともあり、既にダムサイト付近まで車で入ることができます。昨年は、GW頃まで入れなかったことを考えると、雪が少なかったことを改めて感じますね。建設所の梅の花も咲き、桜も芽吹いてきており、もうそこまで春がきているように感じます。
高時川の状況ですが、雪解けの影響もあり、流量は豊富にあります。もう少し、暖かくなると、また、コアユの遡上が確認できると思います。
季節の変わり目で、まだまだ寒い日が続きますが、みなさま、体調を崩されないように、元気に、新年度を迎えましょう。。
平成25年3月19日(火)の状況
平成25年3月26日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【3月26日】 トップページにも掲載しましたが、丹生ダム建設所の梅の花(写真-1)です。桜はもうしばらくかかりそうです。
【3月26日】 姉川の今村橋の橋の下で咲く、スイセンの花(写真-2)です。このスイセンの花が、あちらこちらで咲き、殺風景な河川敷きを華やかにしています。
【3月27日】 高時川の上流端にある、中河内集落にあるザゼンソウ(写真-3)です。例年は、まだまだ雪深いですが、今年はかなり雪がとけ、ザゼンソウも姿を見せ始めています。

写真-1 建設所の梅の花 (丹生ダム建設所 H25.3.26)
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写真-2 黄色いスイセンの花 (長浜市今町 H25.3.26)
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写真-3 中河内のザゼンソウ (余呉町中河内 H25.3.27)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成24年の結果は速報です。