丹生ダム建設予定地の上流にある、中河内集落では15日の午前3時から5時までの3時間に100mm近い降雨がありました。河川も一気に水位が上昇し、今年一番の流量となりました。その後は、降雨もなく、梅雨空のようにどんより、気温も湿度も高く、ジメーっとしています。
高時川の状況ですが、最近は、それなりに降雨がありますので、10日間も連続して瀬切れが発生することはなくなりました。16日現在も、15日の降雨の影響により、川には水が戻っています。
河川巡視では、コアユが遡上するのを確認しました。ちょっと数的には少ないかな。って感じがしますね。みなさま、これからが、夏本番です。熱中症等にならないように、お体には十分気を付けてくださいませ。
平成25年7月09日(火)の状況
平成25年7月16日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成25年の結果は速報です。