明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
年末から年明けにかけて暖かい日が続いていましたが、成人の日の三連休はぐっと気温が下がり、我が家では暖房器具がフル稼働していました。
高時川の状況ですが、先月と同じく水量も豊富で、降雨等による一時的な濁りがあるほかは、きれいな流れとなっています。こちらに赴任した10月頃は台風や秋雨前線による降雨で川が荒れて水が濁っている日があれば、しばらくすると水量が減って瀬切れが発生したりと高時川の様子が頻繁に変わっていた印象があります。季節によって川の様子が大きく変わることを改めて実感しています
話は変わりますが、最近の気温の変化の中、通勤していて気が付いたのですが「今日は冷えるなぁ。」と感じた日はコハクチョウも首を体に巻きつけてじっとしており、割と暖かいと感じた日は餌を採りに行っているのか姿を見かけません。越冬の地とはいえ、寒い日にはじっとしているのは我々も彼らも同じなんだなぁと感じました。
末文になりましたが、みなさんのこの一年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
平成26年01月07日(火)の状況
平成26年01月14日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【1月15日】 高時川上流部の集落の様子を見に行ってきました。ぐっと冷え込んだ割には雪が少なかったのですが、それでも雪を見慣れない者にとってはイメージにある雪国の風景でした。

写真 菅並の様子 (長浜市余呉町 H26.1.15)
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写真 中河内の様子 (長浜市余呉町 H26.1.15)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5~2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成25年の結果は速報です。