高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成26年02月04日号】


 今日は立春ですね。まだまだ寒い日が多いですが、なんとなく暖かい日が増えてきているような気がするので私だけでしょうか?
 あっという間に1月が終わり、今年度もあと残すところ2ヶ月をきりました。毎年思うのですがこの時期の月日はどんどん過ぎていってしまいますね。
 今年は雪が多いという話(噂?)だったのですが、丹生ダム建設所周辺にはほとんど雪が残っておらず、中河内でも80cm程度で、雪の少なかった昨年よりも少ない状況です。
 高時川の状況ですが、相変わらず水量が豊富できれいな流れです。澄んだ流れを見ていると心が洗われて穏やかな気持ちになりますね。
 世間では、インフルエンザやノロウィルスが流行しているようですが、手洗い、うがいでしっかり予防し、健康なまま暖かい春を迎えましょう。
 平成26年01月21日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成26年01月28日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【2月3日】 2月3日は全国的に暖かかったようで、寒い日には身を縮めてじっとしていたコハクチョウ達も元気よく活動していました。
 
コハクチョウ(その1)
写真 コハクチョウの羽ばたき
(長浜市湖北町 H26.2.3)
コハクチョウ(その2)
写真 コハクチョウの羽ばたき
(長浜市湖北町 H26.2.3)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。

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