高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成26年05月13日号】


 皆様、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
 高時川の状況ですが、4月下旬からの背切れが現在も続いています。
 河川巡視では、桜や菜の花が咲き乱れた季節が過ぎ、緑が目立つようになってきました。梅雨入りまでにはもう少し時間があるかと思いますので、新緑の季節を満喫したいと思っています。
 日中暑い日が多くなってきましたので、UV対策とともに熱中症対策もしっかりとしていきましょう!
 平成26年05月7日(水)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成26年05月12日(月)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【5月12日】 賤ヶ岳の麓にシャガという小さく可憐な花が咲き乱れていました。
 
賤ヶ岳麓のシャガ
写真 賤ヶ岳麓のシャガ"
(長浜市木ノ本町 H26.5.12)
賤ヶ岳麓のシャガ
写真 賤ヶ岳麓のシャガ"
(長浜市木ノ本町 H26.5.12)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。

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