最近、ますます暑い日が多くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
高時川の状況ですが、4月下旬からの背切れが現在も続いています。
河川巡視等で、川べりや山道を歩いているといろいろな生き物が目に留まるようになってきました。普段の生活では見過ごしてしまうような小さな生き物の姿を見ると、人間も自然の一部なんだということを改めて実感します。
前号でも書きましたが、UV対策とともに熱中症対策もしっかりとし、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
平成26年05月19日(月)の状況
平成26年05月29日(木)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【5月28,29日】 今回は爬虫類と両生類です。苦手な方、ごめんなさいm(__)m

写真 モリアオガエルの卵塊" (長浜市余呉町 H26.5.28)
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写真 マムシの子供" (長浜市余呉町 H26.5.29)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。