梅雨が明けたのかと思うくらい暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
高時川の状況ですが、6月12日夕方から深夜にかけての雨で、4月下旬からの続いていた背切れがいったん解消されました!が、その後再び流量が減り、2日後には一部で背切れが発生しています。。
河川巡視等では、コアユの遡上を見かけました。背切れ解消には至らなかった雨もコアユにとってはまさに恵みの雨だったようです。
毎号同じことを書いていますが、しっかりと水分補給し、熱中症には十分お気を付けください。
平成26年06月02日(月)の状況
平成26年06月16日(月)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【6月16日】 久しぶりに水が戻った川の中で、ニゴイとコアユが仲良く泳いでいました。

写真 ニゴイとコアユ" (長浜市難波町 H26.6.16)
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写真 ニゴイとコアユ" (長浜市難波町 H26.6.16)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。